Mailmagazine

しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#728大先輩のトーク

どーも。しゃちょです。

地元の場末の赤ちょうちんで、
たまたま居合わせた、
私より大先輩のご婦人二人組。

その二人組のリーダー、
あたしは日常的に10歳サバを読む。
と豪語する大先輩が、
酔ってるからなのか、
普段からそうなのか、
まったく知りたくもありませんが、
まあ、ずーっと一人で喋ってる。
放っておけば、たぶん死ぬまで。

私を含むその場に居合わせた、
お客さん7名と店主1名も、
大先輩が話し出した最初のうちは、
聞くともなしに、適当にふむふむ、
聞いていたのだけれども、
まったく生産性の見出せない、
興味がひとつも沸かない話が、
延々と繰り出されるにあたって、
誰とはなしに各々の酒を、
無言でちびちび飲み出し、
トーク開始から20分くらいかな、
はっと我に返って、
周りのみんなを見渡したら、
語り部以外の全員が、
ケータイいじってて爆笑した。

二人組の相方もケータイ見てた。
店主もケータイで動画を見てた。
私はベイスターズの試合速報を見てた。
一番端っこに座っていた紳士は、
眉間にしわを寄せて、
ケータイで将棋をしてた。