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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#707面談

どーも。しゃちょです。

ひょんなことから、
都内で面談がありまして。

で、端的に言いますと、
その面談とやらが、
面談をする側ではなくて、
面談をされる側なのね。

ちょっと記憶を辿ってみても、
面談や面接なんてのは、
する側ばかりで、される立場になるのは、
学生の時のバイトの面接以来かも。

まあ、こんなの、普通であれば、
まったく何の問題も無い話でありまして、
当日、時間通りに面談会場に出向き、
先方さんの質問に真摯にお答えし、
すこぶる感じの良いお別れのご挨拶、
本日は貴重なお時間を頂戴致しました。
本当に有難うございました!
的なのをかまして、深々とお辞儀。
あとは、踵を返して会場を退出すれば、
はい、おしまい。って話なのだけれども、
果たしてそういう当たり前のことが、
普通に出来んのかよ、おいらは!

北陸の田舎から出てきた、
吹けば一瞬で吹っ飛ぶ中小企業の、
田吾作親父のくせに、
20年以上、する側に立っていた弊害で、
ゴミに等しい変なプライドや、
ちっぽけな自尊心が邪魔をして、
へいへい、誰に面談しとんねん!的な、
とっても失礼な態度をわざと滲み出したり、
ちょいと意図的に上からものを言ってみたり、
冷静に客観視すると、これ逆面接やん。
みたいな、知らず知らずのうちに、
こっちが面接官みたいになってる的な、
そんなクソださいことは絶対にやらない!
そんなかっこ悪いことは絶対にしない!
とは、言い切れねえなあ、おいおい。

なーんて、
人間のスケールが、
とても小さく出来ている私は、
先方さんに敬意を持った正しい態度で、
ちゃんと面談を受けられるのか。
という一抹の不安が消えなくて、
面談当日の朝、

先方に対して不遜な態度を取らない。
先方に対して偉そうな言動は慎む。
人当たり良く振る舞い笑顔を絶やさない。
自分は大らかな心を持つ英国紳士である。

と、上記4項目を強く言い聞かせて、
東京メトロ銀座線に乗りました。
で、無事に面談終了。

結果、おいらもどうやら、
伊達に年を重ねていなかったらしく、
人間のスケールも、
人並にまでは成長してたっぽいです。
ふうう。