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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#661妖怪爪楊枝ジジイ

どーも。しゃちょです。

近所の川沿いに咲く桜が見事です。
若かりし頃は、花より団子でしたが、
歳を重ねるにつれて、団子より花。
団子いらね、お花きれい。
どこか空気の美味しいところで、
枝垂桜でも愛でたいものよのう。

で、
風流とは真逆で恐縮なのですが、
私の生活必需品の一番手が爪楊枝。

ここしばらく、
ヨーグルト以外は何を食べても、
100%の確率で左上の歯に挟まる。

しーしーしーしー、みっともない。
ってのは重々承知しているのだけれども、
歯にニラや焼豚や悪巧みが挟まった状態で、
相手様と対峙する方が失礼千万だよね。

とはいえ、食事をする度に、
毎回毎回、しーしーしーしー。
これは、やっぱりみっともないし、
一緒に食事してる人にも何だか悪いし、
何より何より、不快で煩わしい!

これはあかん。要改善。
確実に陰で噂されているだろう、
「爪楊枝ジジイ」の悪名を返上しようと、
歯の隙間、じゃないや、仕事の隙間に、
いつもの歯医者に出向きまして、
主治医S先生に相談すると、

しゃちょ。
これ、左上の親知らずがね、
外へ外へと流れてきてるのよ。
で、それによって出来た歯と歯の隙間に、
ニラや焼豚や悪巧みが挟まるんだわ。
これはもうねえ、
親知らず抜いたら一気に問題解決よ。
即座に爪楊枝ジジイ返上よ。

なーんだ、先生。
原因は親知らずなのね。

なるほど、壁と壁があるから、
その間のスペースに、
モノが滞留するんだもんね。
ならば、一方の壁をぶっ壊せばいいのか。
先生、先生、先生!
お願いですから速攻で抜いてけろ!

と、
爪楊枝ジジイ返上の興奮で感極まり、
思わず語尾が山形弁になりましたが、
一も二も無く大至急の抜歯を緊急要請。

ということで、
昨日、親知らずを抜きました。

抜いた跡地にガーゼを充てて、
いそいそと会社に戻り、
まだ患部に麻酔の余韻が残る中、
机の引き出しにストックしてある、
爪楊枝約1000本強を、
直ちに、焼却処分しました。

爪楊枝ジジイ?
知らねえなあ、誰だよ、そいつ。