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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#614わんこそば

どーも。しゃちょです。

ゴールデンウィークも終盤ですね。
東京駅も人がいっぱい。
新幹線も人がいっぱい。
在来線も人がいっぱい。

私も出張中、
駅や街やラーメン屋に並ぶ行列などで、
オジコを着てる親子連れさんを、
数多くお見掛けしまして心が躍りました。
なんて素敵なご家族だ。
素敵なみなさんに幸あれ。

さて、人生初のわんこそば。
先日、盛岡出張の帰りに、
同僚Sと行って参りました。

はい、じゃんじゃん。
はい、どんどん。

給仕のお姉さんが、
優しい掛け声とは裏腹に、
お椀に蕎麦を無限に投げ込んでくる。

はい、じゃんじゃん。
はい、どんどん。

わんこスタート直前に、
お姉さんに訊ねたところ、
男性の平均は約70杯くらい。
女性の平均は約40杯くらい。
とのこと。

まあ、今回はね、
前日の夕食から調整をぶちかまし、
当日の朝昼抜いて記録に挑む大勝負!
なーんて、気合いの入ったものではなく、
盛岡を離れる前のお昼ごはん、
折角だから、わんこそばでもやってみよか。
くらいのライトバージョン。

まだ起床して2時間も経ってないからね。
60杯くらい食べられたら充分じゃないの。
なーんてな軽い気持ちで挑んだのですが、

はい、じゃんじゃん。
はい、どんどん。

はい、じゃんじゃん。
はい、どんどん。

のリズミカルな掛け声と、
私の斜め前方に陣取った同僚Sの、
10杯分くらいのリードを常に私にさせつつ、
追われるより追う方が強い。
という勝負事の鉄則通り、
てめえ、いつでも抜かしてやるからな的な、
うさぎとカメでいうならカメ的な、
マラソンでいうならば、そう、
勝負の35キロ地点を超えたあたり、
私がもう息も絶え絶え苦しくなって、
ペースがガクッと落ちるのを見越しての逆転劇!
を、虎視眈々と狙って追走してくる感じが、
別にあなたと勝負をしている訳では無い!
って散々言うてるのにも関わらず、
不気味なプレッシャーとなりまして、
目標に掲げた60杯を超えたというのに、
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだと、
碇のメンタルでおかわりし続け、
区切りの100杯を腹に収めたところで、
自らストップの合図、
お椀に蓋を締めて、はい、終了!
記録、ちょうど100杯。
あー旨かった。ご馳走さん。

まあ、正直なところ、
食後にこのままこの蕎麦屋で、
暫くごろんと横になっても良いのなら、
あと15杯はいけたかなあ。

で、対する同僚S。
女性平均40杯を軽くクリアして、
あなたは箱根の順天堂大学か!と思う程、
尻上がりにじわじわピッチを上げ、
積み上げたお椀を数えたら現在90杯。
なんだよ、この負けず嫌いは!

時折、うっ!とか、ぐほっ!とか、
品の無いデンジャーな音を響かせつつも、
食後の体調を一切考慮せず、
まったく後先考えずにおかわりし続け、
結果、最終的に私を追い抜き、
驚愕の105杯でフィニッシュ!
大食いレジェンド赤阪尊子かよ。

その後、
過食で微動だにしなくなった同僚Sを店に残し、
満席のはやぶさ号で東京に帰りました。

はい、じゃんじゃん。
はい、どんどん。