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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#554オエオエ~

どーも。しゃちょです。

我慢が出来ない痛みってのは、
歯痛と頭痛が二大巨頭だと、
個人的に思っていたのだけれども、
おいおい、なんじゃこりゃ、
腹痛もなかなかのものだよなあ。

ここ2日間くらい、
珍しくお腹のみぞおち部分が痛いので、
これはさすがに診てもらった方がいいな。
と、週明けの月曜日朝イチで、
かかりつけ医さんに駆け込みました。

問診、触診、採血、超音波と、
ひとまず診察を終えたところで先生が、
昨晩から腹痛の影響により、
図らずも絶食中の私の状態を確認した上で、

「しゃちょ。胃カメラいっとこか?」

私ももし膵臓癌とか膵炎とかだったら、
凄絶に重たいなあ。と思ったので、

「先生。胃カメラいきましょう。」

と、間髪入れず。
胃カメラチェックを選択。

喉に麻酔をしてマウスピースを装着、
診察台ベッドに横たわり、
胃カメラの管が喉と食道を通り、
涙目どころか完全なる大号泣で、
オエオエ激しくえずきながら、
撮影された映像をモニターで見てると、
稀有なスキルで胃カメラをぐいぐいぐいぐい、
まるで巨人のように進撃させていた、
先生の手が一瞬、ぴたっと停止する。

先生)「うわあ。こりゃひどい!」

私)「オエオエ〜。」

先生)「ね、ここ見てよ。しゃちょ。」

私)「オエオエ〜。」

先生)「ほら。粘膜が欠損して血が噴き出してる。」

私)「オエオエ〜。」

先生)「これはひどいわ。。」

私)「オエオエ〜。」

先生)「しゃちょ。強烈な十二指腸潰瘍です。」

私)「オエオエ〜。」

先生)「はい。もうおしまいだからね。」

私)「オエオエ〜。」

先生)「あとちょっと我慢ね。」

私)「オエオエ〜。」

というわけで、十二指腸潰瘍。

思い出したくもない地獄の資金繰りで、
メンタルが激烈に疲弊してた、
開業4年目あたりの頃以来だから、
かれこれ15年振りくらいかなあ。

大変長らくご無沙汰しておりました。
その後、お元気でしたか?十二指腸さん!
って、血が噴き出してんだから、
元気な訳ないっつーの。

先生)「1か月入院レベルの十二指腸潰瘍!」

先生)「お酒は1か月、絶対に厳禁!」

先生)「珈琲も辛いモノも厳禁!」

先生)「焼肉、天ぷら、ラーメン、絶対禁止!」

先生)「1か月、絶対におとなしくしてろよ!」

先生)「完全に破れたら緊急手術だからね!」

先生)「最後に、あと3回言わせてもらうね!」

先生)「1か月、絶対におとなしくしてろよ!」

先生)「1か月、絶対におとなしくしてろよ!」

先生)「1か月、絶対におとなしくしてろよ!」

私)「はい。絶対におとなしくします。」

私)「入院だけは勘弁してください。」

ふうう。
結果的に入院はなんとか回避。
十二指腸潰瘍なら、
昔一度、罹患してるから、
気持ち的にもちょいと安心。
とにかく、膵臓じゃなくてほっとしたよ。

で、まずはこの潰瘍を完治させた後、
私の体内に我が物顔で住み着いている、
ピロリ菌の野郎を一網打尽に殲滅させる!

と、我が十二指腸復活の道筋を先生と共有し、
あほみたいな量の薬を処方して貰って、
さあ、お支払いして帰ろうかのタイミングで、
しゃちょ。1か月は絶対、おとなしくしてろよ!
と、再度の念押しを重ねられた挙句、
そうそう、1か月後に再度、胃カメラね!だって。

はうあ!
また胃カメラかい!

失意と落胆のオエオエおかわり宣言を、
無情にも喰らって、
なんとか無事に会社に戻りました。

はあ。参ったなあ。
そりゃあ、痛いはずだわ。
血が噴き出してんだもんなあ。

みなさんも身体に異変を感じたら、
どうぞ、お早めにお医者さんへ。

身体のどこかで血が噴き出してます。
ということもあるわけで。