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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#335字足らず

どーも。オジコのしゃちょです。

11月29日は「いい肉の日」だ。
なんつって、それに気付いた年は、
暇そうで腹ペコな周りの人たちを招集して、
近場の焼肉屋なんぞに出撃したりもするのだけれども、
さすがに本日1月29日に、
今日は「いー肉の日」だ。と無理矢理こじつけて、
社員さんを引き連れ、馴染みの焼肉屋に進撃するのは、
私の肉歴史を紐解いてみても、お初だよなあ。

11月なら語呂もぴったり「いい肉の日」だけれども、
1月だと「い・肉の日」だもんなあ。字足らずだよなあ。

で、字足らずといえば、大好きな尾崎放哉。
五七五なんて知らねーよ!キレしかない自由律俳句。
以下、私の好きなやつを適当に列挙するね。

「口あけぬしじみ死んでゐる」
「二階から下りて来てひるめしにする」
「働きに行く人ばかりの電車」
「貧乏して植木鉢並べて居る」
「雨の傘たてかけておみくぢをひく」
「氷がとける音がして病人と居る」
「酒もうる煙草もうる店となじみになった」
「蟻を殺す殺すつぎから出てくる」
「マッチの棒で耳かいて暮れてる」
「考へ事して橋渡りきる」
「わが顔ぶらさげてあやまりにゆく」
「こんなよい月を一人で見て寝る」
「爪切るはさみさへ借りねばならぬ」
「なんにもない机の引き出しをあけて見る」
「淋しい寝る本がない」

いいね!放哉だねえ!
山頭火も悪くないけどやっぱり放哉だねえ。

「淋しい。寝る。本が無い。」だとさ。
くーっ。腹の底から痺れるね。
おーい。誰か酒持ってこーい。

どうも生まれつき人間がひねくれて出来ている私は、
五七五の定型よりもこっちのチームの方がいいんだよなあ。

で、もひとつ、字足らずといって、
脳裏に思い浮かぶのは、競走馬。
JRAの規定で馬名は9文字以内と決まってるからね。
この9文字規定が生み出す字足らずな馬が、
無駄に私のハートに響いちゃってどうしようもなく、
要らねー馬券を買っちゃうんだよなあ。

強かった有名どころでは、カルストンライトオ。
ライトオーといきたいところを、
ライトオで寸止めするこの感じ。
そして忘れちゃいけない、オウケンブルースリ。
ブルースリーといきたいところを、
こちらも9文字で寸止め、ブルースリ。
この字足らず感が溜まらないよねえ。

そーだ。この字足らずなこの感覚を、
なんとかTシャツのデザインに転化して、
私と同じく字足らず萌えなみなさんのハートを無駄に響かせる。
ってのはいかがでしょう。
と、少しく思考を巡らせましたが、ぱっと思いつかない。

6歳の子が4歳用を着用するってのは、
字足らずじゃなくて寸が足りないだけだもんなあ。
字じゃなくて生地が足りない。
全然そうゆうのじゃないんだよなあ。
私のやりたいことは。

みなさんの期待の先を満たすデザイン。
今シーズンもそれを追い求めて、
いろいろリリースしていければと思います。
2017年春夏デザイン。どうぞご期待くださいね。

ではでは、今週はこのへんで。
買いたくないけど買っちゃうんだろうなあ。
今日の中京8レース。ケンブリッジアーサ。
どうも字足らずっぽいもんなあ。