#508思い出の品

どーも。しゃちょです。

母がステイホームで、
実家の断捨離をしているらしく、
車で8分も走れば辿り着く実家に、
先日、久し振りに訪れたら、
「これ、あんたの。」なんつって、
段ボールを1箱くれた。

会社に持ち帰り、その段ボールを開けると、
中には私の保育園から中3くらいまでの、
実家に置き忘れていたとゆうか、
その存在すらも完璧に忘れていた、
ありとあらゆる思い出の品の数々が。

保育園時代の保母さんと母の交換日誌。
幼稚園時代のおえかき帳。
その頃の運動会や遠足のプログラム。

今日のおやつは何にもないから、
テーブルに100円置いていく。
適当にアイスでも買いなさい。
好きにして。

今日のおやつは肉まんです。
冷蔵庫のいちばん下にあるよ。
適当に温めて食べなさい。
好きにして。

予防注射は痛くなかったですか。
泣きませんでしたか。
男は注射くらいで泣いたらダメです。
強い子になりなさい。
知らんけど。

なんて書いてある小学校低学年、
鍵っ子時代の母との雑記帳が10冊以上。

遠藤一彦、斉藤明夫、田代富雄、屋鋪要、
レオン・リー、高木豊、山下大輔、高木由一、
加藤博一、カルロス・ポンセ、銚子利夫、
若菜嘉晴、市川和正、欠端光則、金沢次男、
門田富昭、ジム・パチョレック、大門和彦、
高橋雅裕、竹田光訓、山崎賢一といった、
我らが大洋ホエールズの往時の面々が揃った、
カルビープロ野球チップスの野球カード。

これ、懐かしいなあ。
大洋の選手が本当に出ないんだよなあ。

また江川だよ！また若松だよ！また東尾だよ！
また大石だよ！また衣笠だよ！また真弓だよ！
また田尾だよ！また香川だよ！また古屋だよ！
なんつって、要らないカードを握り潰して、
駄菓子屋のゴミ箱に捨ててたなあ。

ヘッドロココのビックリマンシール。
加藤清正が二頭身で描かれてる戦国武将のシール。
ウォーズマンがバッファローマンに、
パロスペシャルを掛けてるキン消し。

少年野球時代の金沢市内で準優勝の銀メダル。
唯一のチャンスらしいチャンスで、
ショートフライだったかサードフライだったか、
全くもって情けないバッティングをしたのよねえ。

赤面して次の行が読めない、
小学生時代の作文と読書感想文。
私の段ボールと弟の段ボールを間違えたのか、
まったくもって身に覚えがない、
わけのわからん変なトロフィー。

しっかし、物持ちがいいねえ。
ウチのおふくろは！

と、母の物持ちの良さに感嘆すると同時に、
セピア色したノスタルジックな品々に、
うっかり感傷的になってしまうも、
いかん、いかん、と思い直す。
私の座右の銘は「前へ」。
遠藤一彦とポンセの野球カードだけ手元に残して、
あとは全部、ゴミに出す！

もちろん、

今、ステイホームの影響で、
ゴミ収集のみなさんが大変だ！
なんてニュースを見聞したので、
コロナ禍が落ち着いてから、ゴミに出す！

ここ金沢もいいお天気だなあ。
私も母を見習って贅肉の断捨離。
会社の周りでもぐるっとお散歩してきます。