Mailmagazine
しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記
2016.07.16
どーも。オジコのしゃちょです。
来週に控えている米子出張の際に、
仕事の一瞬の隙を突いてまんまと逃亡を企て、
こっそり訪れようと画策してる境港。
今までみんなに内緒にしてましたが、
実は30年以上もの間、一途に大好きな一反木綿さんのグッズを、
この機会にゲゲゲと買い漁ってやろう。
と意気込んでる訳なんですが、その前に一つやることがある。
そうです。私、妖怪について何も知らない。
無駄に歳を重ねちゃって気付けば初老だっていうのに、
妖怪についての知識がこれっぽっちもない四十路のおっさんが、
聖地・境港の水木しげるロードに、
足を踏み入れる資格なんて毛ほども無く、
そんな崇高なロードを歩いていい筈がない。
というわけで、
妖怪とは何たるかを知るために、
両国の江戸東京博物館にて開催されてる、
大妖怪展を観に行ってきたのは数日前。
縄文後期の「みみずく土偶」から、国宝「辟邪絵 神虫」、
円山応挙の「幽霊図」、北斎の「百物語」「天狗図」、
岡義訓の「化物婚礼絵巻」、芳年の錦絵「百器夜行」、
国芳の「道外化もの夕涼」や有名どころの「相馬の古内裏」、
そして最後に、現代の妖怪界を代表しまして、
妖怪ウォッチから我らがコマさん!もんげー!
と、もんげー!が勢いよく飛び出したところで、
話題沸騰のコマさんTシャツ。いかがでしょ。
【オジコ×コマさん】
PC版●http://www.ojico.net/item_collabo.php?eid=00080
スマートフォン版●http://www.ojico.net/sp/item_collabo.php?eid=00080
大妖怪展の図録にある1行目を引用させて頂きますと、
「妖怪は、日本人が古くから抱いてきた、異界への恐れ、不安感、
また(身近なもの)を慈しむ心が造形化されたものです。」
とあります。
ふふーん。
古来、私みたいに木綿を慈しむ人間たちの心が造形化され、
一反木綿さんが生み出されたのね。なるほどなるほど。
と、一反木綿さんの誕生の秘密がちょっと理解できて嬉しい。
あまりの嬉しさに、おい、一反木綿!(裏声)と、
目玉の親父の声色で絶叫しそうになりますが、
かみさんに家を出て行かれても困るのでやめとこ。
じめじめ暑いこの季節には、
怪談とか妖怪とか涼しげでいいですね。
そうめんや妖怪やオジコのうちわで涼を取りまして、
これからどんどん暑くなる季節を、
乗り切っていきたいものです。
ではでは、そろそろJRに乗らないと。
みなさんも楽しい1週間をお過ごしくださいね。
いつもありがとうございます!