#254キン肉マン

どーも。オジコのしゃちょです。

あの２人からしてみると、
一緒にお祝いをしたい父の日も父の誕生日も、
主役たる私はロング出張の真っ只中で金沢には不在。

ウチの親父は一体全体どこをほっつき歩いてんだろか。と、
椿（つばき。娘。小６。）も橙（だいだい。息子。小４。）も、
半ばあきれ顔ではございますが、何をおっしゃるうさぎさん。
父はあなたたちの為に割と身を粉にして働いているのです。割とね。

で、ようやくロング出張を終えて金沢の自宅に戻ると、
椿はバレエの練習で精根尽き果てソファーで泥のように爆睡。
起きる気配は一切無し。ぴくりともしない。１ミリも。

でも、まあいいや、俺には橙がいる。

お父さん大好き人間のあいつは、
久々の再会に「おとーすわーん！」なんて、
満面の笑みどころかほんのり涙さえ浮かべて、
俺の懐に飛び込んでくるに決まってる。

「ただいま。今、帰ったぞー。」

と、部屋のドアを開けるのと同時に、
よし、いつでも懐に飛び込んでこい！と、
腰を落として体勢をいくらか整えたこっちが、
恥ずかしくなるくらいの小声で「おかえり」と生返事。
よーく見ると、あいつ漫画を読んでる。キン肉マン。

はー。キン肉マンじゃ仕方がないね。
男子小学生はキン肉マンから友情を学び、
そして、真の正義とは何かを知るからね。
久し振りのお父さん＜キン肉マン

で、こりゃ駄目だ。キン肉マンじゃ相手が悪いと、
キン肉マンを読み耽ってる息子には構わず、
もちろん爆睡してる娘を無理に起して構うわけにもいかず、
当然、かみさんに構ってもらうという選択肢なんて、
この世の中にはじめから存在する筈もなく、
帰宅早々、手持ち無沙汰な私は、
久し振りに新聞でも読んでかましたろ。と、
新聞の文化面や生活面なんかを斜め読みしていると、
橙がニヤニヤしながら「おとーすわーん！」

私）「どした。キン肉マン面白いか。」

橙）「あぶない。面白すぎる。特にここ！」

と、顔をニヤつかせながら指し示した箇所は、
キン肉マン４巻（集英社文庫）の１４２ページ。
超人オリンピック・ザ・ビッグファイトの開幕戦。

前回の超人オリンピックで熱い友情を育んだ、
超人たちとの懐かしの再会シーン。

開幕戦の会場で久々に再会したテリーマンに、
照れ隠しからなのか、おちゃらけた態度を取るキン肉マン。

それを目にした、こちらも前回の超人オリンピックで、
キン肉マンとの熱い友情を育んだスカイマンとカナディアンマン。

スカイマン）「あいかわらずだな、キン肉マン」

カナディアンマン）「あいかわらずだな、キン肉マン」

キン肉マン）「おっ。久しぶりだのう、キンターマンにカレクック！」

スカイ＆カナディアン）「もう、わすれとる。。」

とまあ、橙が思わずニヤついたこのシーン。
私も気をつけないといけませんね。

３年振りにお会いした○○百貨店の部長さんに、
「お久し振りですね！キンターマン！」なんて、
そんな不躾な発言をかますことは、さすがに無いですが、
先方さんのお名前をド派手に間違えるのは洒落になりません。
人に会う仕事なので、日々、いろんな人に会うからなあ。
調子に乗って、うろ覚えのお名前で呼ぶのは気をつけないと。

なーんて、
キン肉マンを反面教師にいたしまして、
明日は約１５か月振りの訪問になります札幌。
でもここは大丈夫。さっぽろ東急さんは仲良し。
みなさんの名前をしっかりと憶えております。

久々の再会、楽しみにしてますね！
統括マネジャーのキンターマン！
じゃないや、Ｋさんっ！

ではでは、今週はこのへんで。
みなさんも素敵な１週間をお過ごしくださいね。

いつもありがとうございます！