Mailmagazine
しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記
2014.08.03
どーも。オジコのしゃちょです。
名古屋から新幹線で約5時間かけて鹿児島中央へ。
名古屋から鹿児島まで5時間ってのは、
そりゃあ、かなり速いんだろうけど、
5時間電車に揺られてるってのは、なかなかしんどいね。
で、昨晩は、5時間乗車で患った床ずれなんてなんのその、
お世話になってる山形屋さんと渋い呑み屋で盛り上がり、
焼酎焼酎焼酎!とさすが鹿児島、みんな飲むねえ。
基本的に、仕事を探して全国各地をほっつき歩くのが、
数年来の私のワークスタイルなんですが、
数日前までは、しばらく地元・金沢に張り付いておりまして、
何故かと申しますと、ウチの決算が8月だから。
帳簿だ原価だ売上だ。
売掛金だ仕掛品だ限界利益だなんだそりゃ。
どこ探しても無いけれど、経常利益はどこいった?
そっちは1円単位できっかり合うけど、
こっちは、何がどうなったか100万合わねー。。
なんつって、ややこしい数字に延々とまみれ続けて、
さすがの私も軽く血を吐きました。
そんなザ・ストレスな生活を強いられている中、
一服の清涼剤となるのが、ウチの橙(だいだい。息子。小3。)。
折からの夏休みで暇を強烈に持て余しておりまして、
隙あらばゲームの電源を入れようとするこの御仁。
元来、ゲームが苦手な私は「馬鹿野郎。外出て遊べ!」とは、
さすがに体感温度40度オーバーの酷暑の中、言わないまでも、
連日、冷房の下でゲームゲームじゃ駄目でしょう。
私)「おい。橙。ゲームやめろ。」
橙)「うん。でも、することない。」
私)「じゃあ、本読め。」
橙)「うん。でも、買ってもらった本はぜんぶ読んだ。」
私)「じゃあ、これ読め。60巻ぜんぶあるから。」
と、私が彼に差し出したのは、
2年前に大人買いした巨匠・横山光輝の「三国志」全60巻。
趙雲。呂布。董卓。黄忠。馬超。魏延。徐庶。周瑜。袁術。
ゲームなんてやめちゃって、めくるめく三国志の世界へいざゆこう。
小3なら読めんだろ。俺の子だもん。
難しい漢字を飛ばしても前後のニュアンスで大体わかんだろ。
三国志を知ってるのと知らないのじゃ教養として違ってくんだろ。
なんつって、ゲーム防止策、暇打開策として提示した三国志。
橙)「ありがとお父さん。じゃあ、読んでみるよ。」
私)「1日2冊。夏休みで全巻制覇だな。」
橙)「うん!」
と、ゲームを捨てて、三国志を読みだした橙。
さすがに最初は、もたもたページを繰っていましたが、
3巻4巻あたりからペースを掴んだのかストーリーが面白くなったのか、
豪快な張飛に惚れたのかわかりませんが、完全に横山三国志の虜に。
そしてそして、完全に影響されちまった証拠に、言葉遣いも。。
私)「おい、橙。お風呂一緒に入るか。」
橙)「むむむ。」
私)「おいおい、何だよ、むむむ。って。」
橙)「今いいところだから、三国志かお風呂か迷うんだよね。」
私)「はあ、迷いのむむむ。ね。」
橙)「うん。」
私)「しかし、むむむ。なんて、完全に影響されてんなあ。」
橙)「御意。」
私)「。。。じゃあ俺、先入るからさ、読んだら来いよ。」
橙)「ふむ。かたじけない。」
私)「。。。」
おいおい、橙。
イマドキの小3で「かたじけない。」は、ねーだろーよ。。
なーんて、息子の「かたじけない。」に力と癒しを頂きまして、
来る決算に向け、へんてこな数字と格闘でございます。
連日連夜、寝苦しい日が続きますが、
みなさんも楽しい夏の日をお過ごしくださいね。
かたじけないですが、今週はこのへんで。
いつもありがとうございます!