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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#526渋いビジネスチャンス

どーも。しゃちょです。

冷蔵庫の中の飲み物が空になったので、
最寄りのコンビニまで行こうと、
ビジネスホテルの部屋から飛び出し、
エレベーターホールに向かうも、
一昨日から滞在しているこのホテルには、
エレベーターが1基しかなく、
2分以上待ってようやく到着した、
エレベーターに慌てて飛び乗り急降下。

地上階に到着して陽の光を浴び、
さあ、行こか。というところで、
部屋にマスクを忘れたことに気付いた。

落胆した表情そのままに慌てて踵を返し、
一瞬の隙にどこか上のフロアに行っちまった、
エレベーターを今度は地上階に呼び戻し、
暫く待ってやっと来たエレベーターに、
再度搭乗して部屋のあるフロアまで急上昇。

鍵を開け部屋に入りマスクを装着。
小走りでエレベーターホールに引き返すも、
日頃の行いが相当悪いのか神の悪戯なのか、
今度もタッチの差でフロント階まで、
降下しやがっているエレベーターを、
苦み走った顔で我がフロアまで再度呼ぶ。
ってのを、ここ最近、
何回繰り返せば気が済むんだ。ばか。

敵軍と対峙する最前線に出た兵士が、
あ、いっけね、弾忘れたっ!みたいなやつ。
いい加減、学習しないとなあ。

ウチのかみさんが冷蔵庫に、
「明日弁当!」とか「本日ゴミ当番!」
とか、貼ってるみたいに、
「外出時はマスク!」って書いた紙を、
入口のドアに貼っておけばいいんだよ。

いやいや、もっと飛躍させてさあ。
「外出時は忘れずにマスク!」って、
書いたマグネットを製造すれば、
間違いなく一定のニーズがあるんだよ。

なーんて、渋いビジネスチャンスを、
エレベーターホールで思いつくも、
やっぱ、いいや。とスルーする。
思ったことをすぐにカタチにしない冷静さ。

とかなんとかやってるうちに、
当初の予定より、
だいぶ時間が掛かりましたが、
最寄りのコンビニに無事に到着。

お茶と豆乳飲料をカゴに入れ、
レジに並ぶとレジ担当のおばさんが、
おいおい!本人かよ!と見紛うくらいの、
南こうせつ激似のおばさんで、
なんだかちょっとだけ、
得した気持ちになって、部屋に帰る。