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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記
2017.07.29
どーも。オジコのしゃちょです。
しかし、だいぶ熱いね!大衆演劇ってのは!
関西在住の遠足仲間から、
恒例の大人の遠足のお誘いがありまして、
今回のメインは人生初の大衆演劇!
神戸の新開地劇場にて、
橘菊太郎劇団の公演を鑑賞して参りました。
涙あり笑いあり、唄と踊りの演舞ショー。
泣かせまっせー。笑かしまっせー。
たっぷり3時間。素晴らしい。
場内は立錐の余地も無い満席!
これぞ満員御礼!
立ち見のお客さんにパイプ椅子まで、
準備されるほどの大入りであります。
なんとか席を確保しお弁当を食べていると、
上演開始の放送が入りショーがスタート。
さすがの私も、
初体験の異世界に勝手がわからず、
最初は仏像のように静かにしておりましたが、
開始から15分もする頃には、
掛け声のタイミングをばっちり習得。
もちろん初見であり、
贔屓の役者さんもいないド素人なので、
壱萬円札を綺麗に連ねて首飾りにした、
豪華なおひねりを役者さんの首に掛けたり、
壱萬円札×5を役者さんの着物にクリップで留めたり、
なーんてなことは致しませんが、
「たちばなー、だいごろっ!」
なんてな掛け声も、
自分で言うのもなんですが、すこぶる絶好調。
めくるめく人情芝居も舞踊ショーも最高で、
あっという間の3時間。これは危ない。
ド嵌まりする人の気持ちがよくわかりました。
勢いあるわー。大衆演劇。あっぶねーわ。
というわけで、
近い将来に大衆演劇デビュー!
それも私と同じ橘菊太郎劇団の鑑賞を、
密かに目論んでいる皆様へ先輩からアドバイスを。
私が三代目座長・橘大五郎さんへ発した掛け声は、
以下に列挙する5つ。
1)「よっ!だいごろう!」
2)「だいちゃんっ!」
3)「たちばなあー、だいごろっ!」
4)「さんだいめっ!」
5)「総大将!たちばなっ!」
一方、副座長の橘良二さんへは、たったひとつ。
これのみ。これしかない。これ一本槍。
「りょーーーーじっ!」
どうぞ、お出かけください。
で、大衆演劇をたっぷり満喫した後、
三宮に寄り道して餃子をビールで流し込み、
我々が向かった先は阪神甲子園球場。
見渡す限り黄色一色。
完全アウェーの左中間スタンドで、
往時の横浜大洋ホエールズ、
屋鋪要のユニフォームに身を包み、
周囲のみなさんと真逆のポイントで、
ひとり歓声を上げてたのは私です。
周りのタイガースファンのみなさん、
一体感を損ねちゃってごめんよ。
試合終了後、JRで塚本に移動。
冷酒とお刺身と天ぷらで、さあ遠足の打ち上げ!
と相成る訳ですが、ちょっとおかしい。
そうなんです。
昼間の大衆演劇にどっぷりと感化された、
私と遠足仲間N氏が放つ会話がちょっとおかしい。
おかしいなあと思いながらも、なぜか修正不能。
お口が勝手に次から次へと、そう、こんな具合。
N氏)「しゃちょ親分。明日は金沢まで、
お気をつけて、けえっておくんなせえ。」
私)「もったいねえお言葉。かたじけのうござる。
明日はお天道さんにも恵まれる由、
あっしも喜んで田舎へけえります。」
N氏)「それはよござんした。
ところで親分、あっしはちょいと今から憚りに。」
私)「。。。」
私、全国の取引先さんたちと、
ほぼ毎晩のように飲み会続きなのですが、
飲み会中、トイレに行く際に、
「あっしはちょいと憚(はばか)りに。」
なんて言う人をはじめて見ました。
ぜひぜひ、みなさんも大衆演劇へ。
確実に人情芝居に影響されて、
繰り出す言葉がしばらく江戸っぽくなります。
どうぞ、お出かけください。
さてと、
そろそろ明日のOJICOトレイン出発式に備えて、
金沢から大船へと移動しなくちゃいけません。
お天道さんに恵まれたらいいなあ。
ぜひぜひ、お近くにお住いのみなさん!
お時間がございましたら、
大船駅まで遊びにいらしてくださいね。
お待ちしております!
ではでは、今週はこのへんで。
いつもいつも、かたじけないね!