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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#344非常に厳しい闘いになる

どーも。オジコのしゃちょです。

一念発起してから、かれこれ早7ヶ月。
まずまずストイックだった我がダイエット生活も、
北の大地・札幌という魔力の前に、
あっけなくも、ぼんやりとしてしまいました。

新千歳空港に到着して早々、
到着ロビーからJRのホームへと繋がる、
下りエスカレーターには見向きもせず、
反対側の上りエスカレーターへと足を運び、
3階にある空港のグルメゾーンに一直線。
怖ろしいことに、この一連の動き、無意識。

で、これから体感するであろう、
本州とは一味違う凍てつく寒さを凌ぐ為に、
旨味充分の味噌ラーメンを汁まで捲って札幌へ。
夜は夜で2泊3日の札幌生活の景気づけに極上のラム肉。
わいわいラムを食べながら大いに飲んだ後も、
すぐにホテルに戻って寝ちまえばいいのに、
春先とはいえ、札幌の夜の寒さを舐めたらあかん。
この寒さを身体の外側に追いやらなければ。
という得体の知れぬ強迫観念にやられて、
〆に熱々のスープカレー。

先ほどから、寒さを凌ぐ。寒さを追いやる。
などと調子よく連発していますが、
実際のところは、言うほど寒くないしね。

ここは強い意志でリセット決行。
札幌訪問以前のストイックな食生活に、
何が何でも戻さなければなりません。
って、できるかなあ。

なーんて、自分の薄弱な意志を棚に上げ、
ぜーんぶ、札幌のせいにして、
7ヶ月抑えてきた食欲を爆発させてる訳ですが、
よくよく先週の自分の動きを振り返ってみると、
そういえば札幌の前に滞在していた熊本でも、
熊本という街の魔力に完璧にやられてしまって、
あれもこれも鬼のように食べてたし、
その前に滞在していた加古川でも、
加古川といえば「かつめし」だ!なんつって、
水量豊富な雨季のヴィクトリアの滝みたいに、
かつめしを猛烈な勢いで胃袋に流し込んでたよなあ。
駄目だなあ。お話にならんなあ。

これからいよいよ春本番。
オジコの季節到来と相まって、
全国各地へ飛び回る出張生活が延々と続きます。
早速、明日は札幌から仙台へ。

くー。お次は仙台かあ。
赤子の手をひねるように仙台の魔力に、
軽く一発KOされんだろうなあ、俺は。

全国47都道府県へ年間300日に及ぶ出張三昧。
という私のライフスタイルを斟酌するに、
この先、ダイエッターを続けていくというのは、
非常に厳しい闘いになる。という切実なお話。

みなさんは本場仙台の牛タンを前にして、
見て見ぬ振りをすることができますか。
厚切りの牛タンと一緒に出てくる、
相性抜群の麦とろ飯をパスできますか。

そんなもん、できるわけないっつーの。
食後のデザート、ずんだ餅はパスできても、
麦とろ飯だけは麦とろ飯だけは。。
神様、麦とろ飯だけは、許してくんろ。
と、仙台到着前から完全に負け戦。

15年前のシュッとした身体を取り戻す。
なかなかに険しい道のりだよなあ。

とはいえ、わたしはやっぱり諦めないよ。
おしんのように涙ぐましくがんばる。
麦とろ飯だけは食べるけどね。