#336男の大厄

どーも。オジコのしゃちょです。

結婚式における主賓のスピーチや講演会での講師役等、
関係各位の皆さまから身に余る大役を依頼されることも、
立場上もあってのことか、歳を重ねる毎に増えてきて、
それでも、回数をなんとかこなしているうちに、
身に余る大役には幾分、慣れてきたよなあ。
と思っていた矢先に、やってきました男の大厄。

ついに来ちゃいましたか。強烈な大役が。
何にも増して危ない薫りがぷんぷんする。
ああ、やだやだ。ああ、おっかね！

別段、大役も決して好きな方ではなく、
明らかに苦手な部類なのですが、大厄は心から苦手。
徹頭徹尾、完全に身に余る。身に余る大厄。
おっかないからあっちいけ！

というわけで、
私の厄祓いに家族みんなを無理矢理引き連れて、
特急しまかぜに飛び乗り伊勢神宮に行って参りました。
仕事のスケジュール上、土日は厳しかったので、
家族同伴厄祓いお伊勢参りツアーは平日に決行。
それに伴いまして、
橙（だいだい。息子。小５。）も学校をお休み。

学校の授業が大切なことは、重々承知しておりますが、
父親の頭上に鋼鉄の塊が落下することを未然に防ぐ方が、
また、父親の足下にマムシの５５０倍の猛毒を持つ、
イースタンブラウンスネークが襲ってくるのを防ぐ方が、
どう考えても学校より大切なのは火を見るよりも明らか。
休んでる間にうっかり進んじゃった授業は、
近所のおっさんおばさんに１００年に１人の神童！と、
小５までは呼ばれていた私が責任をもって教えてやる。

発芽の条件は水と温度と空気！
工業の生産額がいちばん多いのは中京工業地帯。
中でも自動車工業を中心とした機械工業がさかん！
四角形の４つの角の大きさの和は３６０度！
三角柱の側面の数は３！頂点の数は６！辺の数は９！
英語は知らねー。俺の時代は英語なんて無い。自分でやれ。

で、久々に訪れたお伊勢さん。
セオリー通り、外宮→内宮の順序で参拝し、
勿体なくも神楽殿にて御神楽を上げて祈祷して頂き、
忌々しい我が大厄を、あっちいけ！と追っ払ったあと、
これまた、お伊勢参りのセオリー通り、
赤福や松阪牛串なんぞを食べまして、おかげ横丁へ。
伊勢うどんや豚捨のミンチカツはもちろん、
みたらし団子や蒟平餅、カキフライ串に豆腐ソフト、
たこ棒に甘酒に松阪牛コロッケに赤福ぜんざいと、
親の仇を討つかの如く、あれもこれもと食べ歩き、
こりゃもうだめだ。満腹で一歩も動けない。
どうかどうかお助けください天照大神様。と、
強欲にも再度のお伊勢参りを心の中で敢行。
伊勢はいいところだなあ。

翌日は鳥羽水族館にてセイウチショーを満喫し、
名古屋駅のホームでいつものきしめんを食べて、
雪が少し落ち着いた金沢に戻って参りました。

お伊勢さんはやっぱり空気が違うね。
背筋が伸びてピリッとする。

未だ厄祓いをお済みではない本厄をお迎えの同級生の皆さま。
ぜひぜひ、毒蛇に噛まれる前にお伊勢さんまで。

いつもありがとうございます！