Mailmagazine
しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記
2014.04.28
どーも。オジコのしゃちょです。
ゴールデンウィークですね。
今年も例年通り東奔西走、全国を飛び回ります。
オジコマークをどこかご近所の商業施設等で見掛けましたら、
ぜひぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
もちろん、銀座、ソラマチ、立川の常設店も。
みなさんのお越しをスタッフ一同お待ちしております。
さて、
現在、金沢では事務所の引っ越し作業を粛々と行っております。
最近建てたはずの事務所が圧倒的に手狭になりまして、
慌てて増築したスペースにお引っ越し。
計画性のない建築は良くないよ。と勉強になりました。
みなさんご存知のように、
わたくし、年間通して出張続きでありまして、
よく耳にする、日がな一日、社長室に引き籠って、
あーでもないこーでもない。と経営してるフリをしてる社長さん。
ってタイプとは、少しく趣を異にする経営スタイルでありまして、
そういったことを鑑みましても、基本的に主が不在なわけですから、
そんな大袈裟な私の部屋なんて要らないといえば要らないんですが、
まあそれでも、銀行さんや会計士さんやお客さんがたまに来ますし、
キャッシュこそすっからかんですが、多少なりとも、
ややこしい帳簿や帳票類や重要な契約書なんてものもありますから、
それらの保管場所としてのお部屋は存在しても罰は当たらないよなあ。
とも、少しく思うわけでございます。
で、オジコのしゃちょ室といっても、
一般的な社長室でイメージされる重厚な応接セットに巨大なガラス灰皿、
はたまたゴルフのパット練習マットに16世紀フランスの西洋甲冑、
地元の有力者からお誕生日に頂いたキジやイタチの剥製等があるわけではなく、
壁一面には、仕事の後にスタッフ達とどこか地方の場末居酒屋で、
グダグダ飲んでる楽しそうな写真が大量に貼りつけられ、
棚にはお気に入りの河鍋暁斎やエゴン・シーレ等の画集がぶち込まれ、
残りのスペースには大量のおもちゃや美少女系では無いフィギュアが、
ウクライナ東部での親ロシア武装集団の如く占拠しているこのカオス部屋。
とまあ、公私混同甚だしい、
完全なる私的なワンダーランドなわけでありますが、
普通のまともな人から見れば、すべて無価値なモノでありまして、
こんなもん、全然ワンダーじゃないんだろうなあ。
今般、お引っ越しする、新しゃちょ室も、
お洒落なニューヨークスタイルやトーキョースタイルとは著しく無縁の、、
極悪犯罪人で溢れる南米の狭小刑務所×バングラデシュの首都ダッカのような、
完全なカオスをイメージしておりまして、
愛娘と愛息からゴミ箱と蔑まされております自宅の私の部屋にある、
ありとあらゆる無価値でくだらない宝物をすべて運び込もうと、
腕を撫しているところでございます。でへへ。
振り返りますと、幼少の頃から収集癖が人一倍強く、
興味のあるモノはすべてコンプリートしなきゃ気が満たされない、
おきゃんで野暮天な性格でございまして、
1960年~のベルリン製のスマーフのフィギュアの所持数と、
25年前くらいにカルビーのプロ野球チップスにおまけで付いてきた、
バナザード(南海ホークス)と斉藤明夫(大洋ホエールズ)の、
野球カード所持数は世界一だと自負しております。
もちろん保存状態も最高だからね。ってどうでもいいね。
過去、レコードや映画のパンフやブルマァクの怪獣フィギュア等、
自分の琴線にタッチするいろんなモノを集めてきましたが、
ただ、そんなわたくしにも、古書だけには絶対に手を出さない。
という自分ルールがありまして、神保町界隈はもちろん、
地方の味のある古書店には、何があっても足を踏み入れない。
間違えてそんなところに行っちゃったら、完全に破滅。
川崎長太郎や佐多稲子の直筆書簡なんて目にしちゃったら、
知人を騙して借金してでも買っちゃうもんね。あっぶね!
というわけで、仕事の合間を縫って引っ越しの真っ最中。
久々に目が合った忍者タートルズの関節の埃を取り除いたり、
ギズモの体毛を櫛で梳かしたり、巨大R2-D2を綺麗に磨いたり、
意外なところから出てきたキン消しのウルフマンに、
スプリングマンの必殺技デビルトムボーイを掛けたりと、
無駄で不毛で至福で極上な時間がどんどんどんどん過ぎていき、
気が付きゃここ数時間、まったく仕事になってません。。剣呑だなあ。。
ホント、このまま金沢にいてもバズやシドと遊ぶだけなんで、
明日からトランク片手に広島に旅立ちます。
みなさんも素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいね!
いつもありがとうございます!