Mailmagazine
しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記
2020.04.03
どーも。しゃちょです。
大変な状況ですね。。
年間300日に及ぶ出張!を旗印に十数年、
回遊魚のように移動を続けてきた私も、
この状況下では地元金沢に釘付けで、
緊急時の経営者!的な仕事をしています。
経営環境と生活リズムの激変を、
なんとか心身共に乗り切って、
奮闘するスタッフたちの心に寄り添って、
この状況が落ち着くまでは我慢だなあ。
とりあえず当面の目標は、
自宅での居場所を確立することと、
我が家のルールや生活習慣を把握すること。
私、お父さんは、
リビングの何処に腰を下ろせばいいのでしょうか。
私、お父さんは、
どのタイミングでお風呂に入ればいいのでしょうか。
私、お父さんは、
こちらの携帯充電器を使用してもいいのでしょうか。
私、お父さんは、
冷蔵庫にあるヤクルト、飲んでもいいのでしょうか。
私、お父さんは、一体、何時に寝れば、
皆さんのご都合にとって宜しいのでしょうか。
同じく、
私、お父さんは、一体、何時に起きれば、
混雑必至の朝の洗面台において、
皆さんの邪魔にならないのでしょうか。
昨晩もね。
みんなが寝静まった深夜に、
会社から自宅に帰り部屋の電気を点け、
なんだか小腹が空いたなあ。と、
冷蔵庫から納豆を1パック取り出すも、
あれ、俺の箸はどれだっけ?これだっけ?
と、自分の箸がどれだかわからず、
たぶん、これだろ。と適当に手に取った、
たぶん、椿(つばき。娘。高2)の箸で、
納豆をネバネバ掻き混ぜる際の、
ちょっとした罪悪感よ。
この春、高2になる椿からしたら、
自分が寝てる真夜中に、
汚い親父が勝手に自分の箸を使って、
納豆を掻き混ぜるという陰惨な地獄絵図は、
たまったもんじゃないだろうなあ。
と、娘に忖度した私は、
使い終わったネバネバの娘の箸を、
給湯器の使い方がわからないので、
冷えに冷えきった水道水で悲しく洗う。
生きづらいなあ!じぶんちなのに!
早く地方や都内を飛び回りたいなあ。
全国各地の馴染みのビジネスホテルで、
自分のリズムでストレスフリー!
自分に最適な室温に設定して、
パンイチでごろごろしながら、
競馬新聞でも広げたいなあ!
と、平和だった日常を追憶する。